仮想通貨について
仮想通貨について
世界で約1500種類あり、日本では約30種類が取引されている。元々は偽造やハッキングに強い「暗号通貨」として作られた。円やドルなどの「法定通貨」よりも安い手数料で世界中どこへでもスピーディに送金できる、取引に消費税がかからないなどの利便性、そしてセキュリティの高さから人気を集めた。日本では2017年4月に改正資金決済法により「不特定多数の人に対して代金の支払いに使用でき、円やドルなどの通貨と相互に交換できるもの」と定義された。
注目を集めた理由は、その値動き。近年、価格が大幅に上昇したことから、さらなる上昇に期待する投機(投資)対象の資金が集まっている。ビットコインを例に挙げると2017年初期に14万円代で推移していたが12月には226万円まで高騰し、1年で16倍に跳ね上がったことになる。
特徴
1.紙幣・貨幣といった実態がないデジタルデータ。
2.円やドルなどの「法定通貨」は国が、Suicaやナナコなどの「電子マネー」は企業が管理し、その価値を保証する。一方の仮想通貨は管理母体がなく、価値が保証されない。
3.同じデジタルデータでも電子マネーとは価格変動するなどの点で異なる。
リスク
- 価格変動リスク
- カウンターパーティリスク:取引所の破綻
- 流動性リスク:買い手がつかないなど
- 法令・税制リスク:国などの介入
- システムリスク:システムトラブルなど
取引所を選ぶポイント
- 金融庁登録の取引所
- ユーザー数の多さ
- 取り扱い通貨の多さ
- 経営(資本金)の規模
- 手数料の安さ
- セキュリティ
- 使いやすさ
- 評判・クチコミ